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2018.01.24

【インタビュー】米澤翼選手 2017年度広島県野球連盟の優秀選手に!

広島県野球連盟の優秀選手に選ばれた米澤選手

広島地区優秀選手 表彰

米澤翼選手が、2017年度広島県野球連盟優秀選手に選出されました。スポーツ選手としては小柄な体格(身長168センチ、体重60キロ)ながら好成績を残せた秘訣や、仕事と野球の両立などを伺うなかで、話は「子ども時代の特訓」から「常石グループを背負ってのプレー」にまで発展しました。

―優秀選手に選ばれた率直な気持ちはいかがですか?

素直に嬉しいです。選ばれた要因は、まず打率(4割1分9厘)だと思いますが、自分としては打点(7打点)がチームで1番多かったのが最も嬉しかったですね。2016年は気持ちに波がありうまくいかない部分もありましたが、メンタル面を改善したことが大きかったと思います。

~グループを背負って野球をする。大学野球と社会人野球の違い~
―大学時代は全国大会に出場、2016年にTBPに入団されました。TBPを選んだ理由は何ですか?

松原監督に声をかけてもらい練習を見学した際、“良い練習をしているな、ここなら強くなれそうだ”という感覚がありました。実際入ってみて、間違いではなかったと思います。

―大学野球と社会人野球の違いはありますか?

背負うものが全く違います。社会人野球は会社を背負っており、TBPでは“常石グループを背負っている”という重みがあります。練習の時から選手間で、「グループを背負っているのだから、しっかり練習しよう」と声を掛け合っています。

―毎日午後3時まで仕事をされていると伺っています。仕事と野球の両立は大変ではないですか?

仕事と野球、両方やるのが社会人野球だと考えています。仕事をしている分練習時間は短いかもしれませんが、質を高められるよう考えながら練習しています。

 

~小さな身体でどう闘うか。子ども時代から精神力が鍛えられた~


―大柄な選手が多いなか、小さな体格でこの成績を収めました。

子どもの頃から身体が小さく、大きな選手と渡り合うために父親とマンツーマンで特訓しました。遊びたい気持ちを我慢し、庭にネットを張り毎日夜遅くまで練習をしました。今となっては感謝していますが、父はかなり厳しく、何度も逃げ出したくなるほどでした。

また、中学生の頃に腰を痛め、一生野球ができなくなる寸前という時期がありました。2カ月近くプレーできず、ライバルが活躍するのを傍目で見ているだけ、という非常に苦しい日々が続きました。しかし“起きたことは仕方ない”と気持ちを切り替え、同じことを繰り返さないためにどうするべきか、先のことに集中して乗り越えました。

ー苦しい時は、その経験を思い出すのですか?

そうですね、中学の時の経験に比べれば大したことはない、と感じます。2016年は成績が思うように伸びなかったのですが、その時も“悪い成績だったら、あとは上がるだけ”と気持ちはそこまで落ちていませんでした。

―今後の目標を教えてください。

何と言っても東京ドーム、都市対抗野球大会の全国大会出場です。そのためにこれからも練習していきたいと思います。

 

◇米澤 翼(よねざわ つばさ)
1993年生まれ、24歳。沖学園高校から九州産業大学を経て2016年にTBP入団。常石鉄工機械加工部所属。身長168センチ、体重60キロ、背番号0(ゼロからのスタート、との意味が込められている)。趣味は温泉。2017年の成績:打率4割1分9厘、打点7、盗塁5(すべてチーム1位)

     

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